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恒星の計算
星の時角と赤緯の計算方法 (シリウス)
UTC で 1 月 1 日 1:20 の時角と赤緯を求める
1. Nautical Almanac で E* を見つけます。恒星は変化が少ないため0時のみ表示。
2. すべての恒星の E* の変化量は同じなので、付録の PP 分布表から該当時刻の補正値を求めて加算する。
3. 2で求めたE*に観測時刻(UTC)を足せば時角が簡単に求まります。
得られた時間角度は時間単位なので、角度単位で取得したい場合は、単純に 15 を掛けます。
5. 赤緯の場合、日単位ではあまり変化しないため、Nautical Almanac をそのまま用いる。その後の修正はありません。
星の正午の計算方法(シリウス)
1 月 1 日 165°E 1:20:00 UTCの正午の時間を見つける
1. 太陽の場合のように常に 12:00 に近いとは限らないため、24:00 から減算します。
2. 観測時刻は 1:20 UTC であるため、Nautical Almanac から 1:20 E* を見つけます。
3. これにより LMT が得られます。GMT が必要な場合は、LT(経度時)を加算または減算することで計算できます。LT は、経度を 15 で割った数値である経度時間でもあります。これは、東経 - と西経 + によっても計算されます。
星の高度補正(シリウス)
時角を求めて d赤緯UTC で 1 月 1 日 1:20 の
1. 基本的に太陽高度補正と同じ。
2. 六分儀の高度から IE (六分儀の器差) を加算または減算し、その値から補正を行います。
3. Planet And Star Correction Tables、太陽の場合と同様に係数を求めます。 (眼高7m、高度約55°)。
No.4 星は距離がかなり離れており、視差は、無視できるので補正の必要はありません。
5. No.5Correctionは気温と水温の差による補正です。気温と水温の差をとり、表から補正数を求めます。
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