1. 観測時刻より前のNautical Almanac最も近い EP を見つける

2. EP は偶数時間で表示されます。任意の時刻の EP が必要な場合は、右の列の PP 表から補正値を見つけることができます。太陽時とは異なり、変動が大きいためです。

3. 時角は、2 で求めた EP に観測時刻 (UTC) を加算することで簡単に求めることができます。

4. 得られた時間角度は時間単位なので、角度で取得したい場合は、単純に 15 を掛けます。 
 
5.赤緯の場合、観測時刻前に最も近い赤緯を見つけます。
太陽赤緯の場合は右欄のPP値から赤緯のPP値を求めます。このとき赤緯の値が大きい場合は加算します。

惑星の正午の計算方法 (金星)

1 月 1 日 165°E 10:00:00 UTCの正午の時間を見つける 

1. 太陽の場合のように常に 12:00 に近いとは限らないため、24:00 から減算します。

2. 観測時刻は 10:00 UTC であるため、Nautical Almanac から 10:00のEP を見つけます。

3. これにより LMT が得られます。GMT が必要な場合は、LT（経度時）を加算または減算することで計算できます。LT は、経度を 15 で割った数値である経度時間でもあります。これは、東経 - と西経 + によっても計算されます。

4. 各惑星の列では、1 日のおよその正午時刻も取得できます。 (LMT)

惑星の高度補正 (金星)

時角を求めて d赤緯UTC で 1 月 1 日 1:20 の